譽国光 純米吟醸 菩提酛×山廃酛

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ほまれこっこう譽国光 純米吟醸 菩提酛×山廃酛

土田酒造 / 群馬2017.05.30

大昔と同じように、自分たちの蔵に住み着いている、自然の微生物だけでお酒を造り上げたらどんな味になるだろうか。 現代の方にも、自然の微生物だけで醸した日本酒を味わって頂きたい。 そんな想いでこのお酒が生まれました。

山廃もとは雑菌を消滅する力が強いため日本酒の酒母が育ちにくい。酒母を添加すれば効率はいいが、完全無添加、蔵に住み着いている酵母で醸したい。 そこで「菩提もと」に注目しましたが、「菩提もと」は雑菌汚染がとても発生しやすい製法。これが原因で菩提もとのお酒は独特な香りがして飲みづらいという人が多くいらっしゃるそうです。 そこでまた「山廃もと」の登場です。この二つを掛け合わせる事で酵母も乳酸菌も添加せずに、さらに美味しいという古代の技術がミックスされた「菩提もと×山廃もと」で醸したお酒が完成しました。

成分を調べたところ7号系、9号系、香り系の酵母が丁度3分の1ずつ存在しており、お酒の味に悪影響をおこす、他の酵母や雑菌はいませんでした。

・7号由来の、口に拡がる重厚な酸味。 ・9号由来の、上品な香りと軽やかな酸味。 ・現在主流の酵母由来の、果実系の上品で穏やかな香り。

速醸もとでは狙ってもできない、神がかり的なバランスのお酒が出来上がりました。

自然の力と、酒の神様が応援してくださったからこそできた、奇跡の味!

お薦めはお燗。まずはぬるめのお燗からお試し下さい。 なんとも表現できない「旨味」が突如として現れてきます。

特定名称
純米吟醸
麹米
山田錦
麹米・精米歩合
60%
掛米
山田錦
掛米・精米歩合
60%
アルコール度
16.7
日本酒度
-5.5
酸度
1.6
アミノ酸度
1.3
酵母
蔵付き酵母
備考

山田錦の他にまっしぐらをブレンド。

甘辛度(0.2
甘口
濃淡度(0.2
淡麗

甘辛度と濃淡度

甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。

甘辛度=193593/(1443+日本酒度)-1.16×酸度-132.57甘辛度の数値が低いほど辛口であることを示しています。
甘口  :0.2≦甘辛度
やや甘口:0.0≦甘辛度<0.2
やや辛口:-0.2≦甘辛度<0.0
辛口  :甘辛度<-0.2
濃淡度=94545/(1443+日本酒度)+1.88×総酸- 68.54濃淡度の数値が低いほど淡麗であることを示しています。
淡麗  :濃淡度<-1.0
やや淡麗:-1.0≦濃淡度<-0.8
やや濃醇:-0.8≦濃淡度<-0.6
濃醇  :-0.6≦濃淡度