熟した果実香、僅かな微発泡と共に広がるジューシーな酸と甘み。山廃ならではの酸に加え梅や柑橘を思わせる複雑で少しだけ癖のある旨みが軽快で、９度という超低アルコール生原酒ながら薄さは感じさせません。

洋食系の方がより合わせやすい酒質とは思いますが、和食も梅干しを使う等工夫次第でとんでもない組み合わせが生まれそう。日本酒の概念を広げてくれるお酒です。