今回初めてチャレンジした「おだやか」の木桶仕込み(中汲み火入れ)バージョンです。
蔵より
どちらも伝統的な生酛で、昔ながらの木桶で醸しました。
一般的に使われるタンクと木桶の一番の違いは、木桶そのものが、発酵の主役である微生物とともに「生き続けている」点です。
木材の表面には無数の小さな穴があり、さまざまな微生物の住処となっています。木桶だけではなく、それが保管される蔵全体も微生物の住処となりますので、蔵のおかれる地域の気候や、日照条件、風通しなども微生物の生活に影響を与えます。
さまざまな要素が絡み合って、独自の生態系がつくられるため、蔵ごとに異なる個性が生まれます。
蔵のこだわりを、ぜひ感じて頂きたいです。
おだやかブランド初の木桶仕込み。新たな試みの1本。