香りはオレンジ系の穏やかなもの、度数は低めなので口当たりは優しいですが、軽やかな米の旨みが口の中に適度に広がります。
雑味の少ないすっきりした旨味を柑橘系の柔らかな酸が優しく支え、特に今期は後口の米の旨みの穏やかな余韻に浸りつつ、思わず杯を重ねてしまいます。陳腐な表現ではありますがまさに「食中酒」という言葉がぴったりの「地味だけど旨い」お酒。
ここ数年の柔らか&滑らかなバランスは今年も健在。夏宝らしい素晴らしい仕上がりと思います。
若乃井酒造 / 山形2020.06.14
香りはオレンジ系の穏やかなもの、度数は低めなので口当たりは優しいですが、軽やかな米の旨みが口の中に適度に広がります。
雑味の少ないすっきりした旨味を柑橘系の柔らかな酸が優しく支え、特に今期は後口の米の旨みの穏やかな余韻に浸りつつ、思わず杯を重ねてしまいます。陳腐な表現ではありますがまさに「食中酒」という言葉がぴったりの「地味だけど旨い」お酒。
ここ数年の柔らか&滑らかなバランスは今年も健在。夏宝らしい素晴らしい仕上がりと思います。
甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。