五百万石特有の青草の様な香味を極力抑える事を今回の酒造りのテーマにし、乳酸発酵や酵母を変える事により、昨年とは異なるお酒が完成しました。
温度が低い状態では、香りは立ちにくく、五百万石らしい味の広がりも少なく、軽快かつスマート。直汲みですが、ガス感はほとんど感じられず、酸味とともに舌に軽く刺激がある程度です。温度が上がるにつれ、秋田酵母らしい甘みを感じるフルーティーな香りが出てきます。パインや熟した柑橘系の香り、生熟成らしい旨味の広がり。この変化を楽しみながら味わって頂きたい逸品です。
林本店 / 岐阜2018.11.11
五百万石特有の青草の様な香味を極力抑える事を今回の酒造りのテーマにし、乳酸発酵や酵母を変える事により、昨年とは異なるお酒が完成しました。
温度が低い状態では、香りは立ちにくく、五百万石らしい味の広がりも少なく、軽快かつスマート。直汲みですが、ガス感はほとんど感じられず、酸味とともに舌に軽く刺激がある程度です。温度が上がるにつれ、秋田酵母らしい甘みを感じるフルーティーな香りが出てきます。パインや熟した柑橘系の香り、生熟成らしい旨味の広がり。この変化を楽しみながら味わって頂きたい逸品です。
甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。