明治20年創業の山盛酒造は名古屋駅から南下した大高という、古来より海と陸の要所だった歴史を持つ静かな町に佇む美しい蔵です。六代目予定・今年39歳の山盛岳志くんが蔵に戻り鈴木麻理杜氏の元で学びながら醸す鷹の夢。派手さを追わず柔らかな米の旨味+ドライな酸とキレに酒の良さ&面白さを、そして彼の人柄に可能性を感じて三年前より扱っています。
このお酒は今までの鷹の夢にないスタイルへ、岳志くんが25BYから挑戦と進化を続けているお酒で5月に発売して好評の生原酒の一回火入れです。ほのかな香り、ドライでシャープな旨みを柑橘系の力強い酸が支えます。ぶっとい旨みだなぁ!
日本酒度(+15.5)から想像されるスッキリとは真逆のガッツリとした旨み、そして確かに辛口を感じるキレ、そして後口に五百万石らしいビターな余韻が響きます。魚料理からちょっと重めの肉料理まで冷酒・常温・お燗全てお勧めです。