埼玉県川越市の小さな小さな蔵で、若い力が結集して「個性ある酒」を醸している「小江戸鏡山酒造」。手間がどんなに掛かろうと、小さなタンク、道具としか言いようのない古典的な搾り機を使い丁寧な酒造りを続けています。
どんな酒にも「鏡山らしさ」がしっかり息づいていて、古典期な技術を基本にして現代的な酒へのチャレンジと進化が毎年顕著にみられる素晴らしい蔵です。今回発売は香り系のフルーティなお酒。イチゴ系の中にメロンやバナナなどかなり華やかですが素晴しいのはその後に続くコク。実に甘美でエレガントで味が太い酒に成長します。
香りばかりでスカスカの酒は嫌いですが(笑)これはバランスが秀逸。華やかで甘めジューシーな酒質が好みなら是非お試しを。蔵出しは2月ですがこだまでは味乗りを見てこの6月より発売。特に発売後すぐに飲んで「イマイチ」と思った皆様・・・そう、「これからが飲み頃」です。