レモン&グレープフルーツ系の上質な酸が踊ります。若き蔵元杜氏、鈴木孝市くん七年目となるこの零号はキュッとした酸の高さが魅力のひとつなのですが、今期はその酸をさらに柔らかく、今まで以上にジューシーな甘みを前に出したバランスに、零号に対する孝市くんの想いの進化を感じます。
フレッシュで爽やかな酒質は新酒ならではの喜びに満ちていますが、昔あった硬さもなく飲み頃を手前に引き寄せた印象です。8月に収穫される超早稲、瑞穂黄金は実は飯米なのですが熟成も素晴らしく、こだまでは毎年長期間販売しておりますので伸び代もお楽しみに♪