斗瓶とは1升瓶が10本分入る大きな瓶。
大きなタンク等で貯蔵した酒は繊細な香り・味わいが失われやすいのに対し、斗瓶で低温貯蔵した酒は新鮮な香味を失わない事で低温熟成にも最適です。
鑑評会に出品するような蔵内最高レベルのお酒は、通常斗瓶や一升瓶に入れて低温貯蔵されます。
中取りとは、醪(もろみ)を搾る際、順番に、あらばしり→中垂れ→せめ、と3つに分けられた搾りの段階の最も酒質の安定したバランスの良い中垂れのみを採取。
「斗瓶中取り」とは、最も贅沢な部分のみを丁寧に搾り低温貯蔵した最高級酒の代名詞と言え、さらに山田錦を40%まで磨いた無濾過の大吟醸本生原酒…。これ以上ない最高の組み合わせと言えます。
無濾過の苦味と旨味、斗瓶中取りの演出する繊細なまろやかさと抜群の喉越し。渾身の滴々を充分ご堪能下さい。