長野県信州中野の志賀泉酒造で平成14年から蔵に入り21年から杜氏となった若き蔵元、中山佳紀くんと出逢ったのはもう10年くらい前のある試飲会。そのバランスのいい酒質に惚れてご挨拶させていただき、それからつかず離れず、ずっと注目させていただきここ数年は毎年蔵に足を運んでその酒質の進化を見守ってきました。そして昨年3月からついに取り扱いをスタートすることになりおかげさまで静かな好評を頂戴しています。
そんな中山杜氏の初挑戦のこのお酒、ほのかな果実香、ほんの僅かな微炭酸と共に口の中で解けるジューシーな甘み、スッキリしつつ果実を思わせるキュートで柔らかな酸がその全体像をまとめます。あぁ爽やかで美味しい♪志賀泉史上初めてのいわゆる低アルコール(13度)の生原酒ですがいきなりかなり高レベルに仕上がっていると思います。暑い夏にキンキンに冷やして、日本酒初心者にも超!お勧めです。