明治時代に来日したエドワード・キンチという人の分析によると明治初期の日本酒の酸度は4~5くらいあるのが普通でした。そこで今回江戸時代のように、酸度の高い酒を再現する手段として、麹の半分ほどをクエン酸を造る白麹にしてモロミの酸度を高くする事を試したとの事です。
厚みのある味わい。甘味も感じ、酸もしっかりあるので飲みごたえのある味わいです。
室温で夏を越して熟成させましたが、瓶貯蔵なので熟度は若めとの事。油の乗ったサンマの塩焼きやブリの照り焼きなどと合うと思います。
杉井酒造 / 静岡2020.10.09
明治時代に来日したエドワード・キンチという人の分析によると明治初期の日本酒の酸度は4~5くらいあるのが普通でした。そこで今回江戸時代のように、酸度の高い酒を再現する手段として、麹の半分ほどをクエン酸を造る白麹にしてモロミの酸度を高くする事を試したとの事です。
厚みのある味わい。甘味も感じ、酸もしっかりあるので飲みごたえのある味わいです。
室温で夏を越して熟成させましたが、瓶貯蔵なので熟度は若めとの事。油の乗ったサンマの塩焼きやブリの照り焼きなどと合うと思います。
甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。