長野県北部の中野市で約100石という超少量、勢(いきおい)正宗を醸す丸世酒造店。こだまがアマチュア時代に造りを教わりに通っていたため今も親戚のように接してくださる温かい雰囲気の蔵は、23BYより蔵に戻って修行してきた息子の関晋司くんが今期より名実共に製造責任者となり、それを関康久社長が見守りながら、家族と少人数のお手伝いで手造りの酒を醸しています。
昨年発売野Winter carpの無濾過瓶燗火入れバージョンです。熟したリンゴ系のほのかな香り、ジューシーに広がる厚みのあるコク、後口の余韻、28BYでの仕込み1号のお酒を搾ってすぐに瓶燗火入れし、あえて少し高めの+3℃で貯蔵することでどっしりとした旨味に育てました。丸世らしいボリューム感溢れる柔らかな米の旨味に、熟した果実のような酸味が絡んでたまりません♪冷酒はもちろん、常温やお燗でもじっくりお楽しみいただきたいお酒です。