流行に背を向けた穏やかな香り、柔らかな口当たりから一瞬ちょっとだけ押し出してくる旨みの塊を受け流すとその後はスルリと滑らかに流れていきます。
透明感というよりは程よくキレイな旨みが突出しない酸とバランスして、とにかく肴を求めたくなる味わいが稲里流の純米吟醸。
派手さは一切ありませんが、幅広いおつまみを楽しく食わせる名脇役。お好きな温度で、ぜひ。
磯蔵酒造 / 茨城2020.09.03
流行に背を向けた穏やかな香り、柔らかな口当たりから一瞬ちょっとだけ押し出してくる旨みの塊を受け流すとその後はスルリと滑らかに流れていきます。
透明感というよりは程よくキレイな旨みが突出しない酸とバランスして、とにかく肴を求めたくなる味わいが稲里流の純米吟醸。
派手さは一切ありませんが、幅広いおつまみを楽しく食わせる名脇役。お好きな温度で、ぜひ。
甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。