知り合って造りを見守るようになって5年、取り扱い開始して4年、おかげさまで予想を遥かに上回る好評を得て今ではこだまの誇るキレウマ酒のひとつに成長した鳥取県倉吉の此君(しくん) 。38歳の高田昌樹くんと家族だけで造る50石ほどの小さな小さな蔵の酒です。
彼自身の造りは23BYからまだ6年目。荒削りながら無限の可能性を秘めて毎年目を見張る進化を続けています。まだまだ熟成不足のひやおろしが見られる中、ひとつくらい「熟成ガッツリ」なひやおろしがあってもいいんじゃない?というコンセプトで、蔵内の常温で夏を三回乗り越えたひやおろしを今年はリリース。
熟成感溢れる香り、パワフルながら柔らかな米の旨みが広がり、ドライなキレもありつつ米の旨みがとにかく濃醇。カカオやカラメルを想起させる熟成味もしっかり出ている力強い旨みは冷酒よりも常温からお燗で真価を発揮します。これはマジで旨いっす♪