ほのかな芳香、ジューシーな柑橘系の酸、柔らかな米の甘味が程よく広がります。
今年もいわゆる生酛っぽさは低めですが、これはまさに哲野くんの意図した「現代的な生酛」のニュアンス。酸の表情と複雑な旨味に生酛らしさは感じますが、今期は昨年よりさらにジューシー&ほのかにフルーティな仕上がりで初心者でも楽しめると思います。
まだ若くフレッシュですが、派手さ控えめのしみじみ落ち着いた旨味に杯が進みます。まずは冷酒や常温で、でもお燗もいけますよ。
大和川酒造店 / 福島2019.01.30
ほのかな芳香、ジューシーな柑橘系の酸、柔らかな米の甘味が程よく広がります。
今年もいわゆる生酛っぽさは低めですが、これはまさに哲野くんの意図した「現代的な生酛」のニュアンス。酸の表情と複雑な旨味に生酛らしさは感じますが、今期は昨年よりさらにジューシー&ほのかにフルーティな仕上がりで初心者でも楽しめると思います。
まだ若くフレッシュですが、派手さ控えめのしみじみ落ち着いた旨味に杯が進みます。まずは冷酒や常温で、でもお燗もいけますよ。
甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。