11月に行われた新井屋酒店の第6回 日本酒飲み比べ会のリポートです。
飲み比べは、無濾過生を熟成させたものと火入れ熟成のひやおろし。銘柄は南です。
南 無濾過生を新井屋酒店の冷蔵庫で熟成させました。無濾過生のフルーティー感は熟成させることで、少し落ち着きますが優しい甘みと組み合わさり、心地いい味わいです。
ひやおろしはしっかりした味わい。無濾過生のような特徴的な味わいがない代わりに食事にそっと寄り添う味わいです。
生詰めのひやおろしは、同じような味わいになる傾向があります。無濾過生の熟成は味の特徴が生かせるし、落ち着くことで食事に合わせやすくなります。
冷蔵、物流技術が進んだ今、無濾過生原酒の熟成酒を秋に出荷する「新ひやおろし」は新しい飲み方を提供できそうです。