(仙禽 薄井氏コメント) 『シルキーさ』を追求し、全身に醪をかぶりながら上槽中のざる濾しを二重にしてキメの細かさをアップさせました。
これにより、昨年の作品よりも明らかな品格、繊細さを増すことができました。
シルクのような飲み口を実現するために醪を何度も何度も粗濾し、和三盆のような豊満な甘みと絹のような滑らかさ。
現在は一本一本全て手詰めによって瓶詰めされ、瓶内で二次発酵中です。少しずつシュワッと発泡感がでてきます。
みずみずしいラ・フランスや青りんご様の香りの広がり、アタックのやわらかい甘さがシルキーに流れ、後半はドライにフィニッシュ。
キメが細かく、実に繊細で緻密に造り込んである事を知る事ができるはずです。
仙禽の冬です。繊細に造り上げられたシルクのような活性にごり酒をお楽しみください。
※醸造年度により、シールの年数は変わります