千本錦は広島県が開発した「山田錦」と「中生新千本」の掛け合わせで、適度に硬さがあり、高精白に向いた吟醸系のお酒に適した酒米と言われています。
すっきりとした味わいに仕上がる傾向があるので、-2℃の冷蔵庫で生のまま、ゆっくりと半年以上熟成させ、味がのった段階でのリリースとなります。
梨やリンゴの様な香りがありますが、プンプンと香る感じではなく、溶け込んでいる、馴染んでいるイメージがあります。
口当たりまろやかで、起伏のある味わいではありませんが、程良いふくよかな旨味が最後まで続き、綺麗に引いていきます。