一般的にひやおろし(秋あがり)のお酒は、ひやおろしの日(9月9日)にちなんで各蔵が出荷されますが、この日本酒”大那(だいな)”は、10月1日の”日本酒の日”に合わせてこのお酒を出荷します。
秋も深まり、紅葉が見頃になったころに届く大那のひやおろし。丁度良い熟成感に包まれて、柔らかな米の甘みと落ち着いた味わいが、 飲み手の心を弾ませます。
人参のような香りに醤油を滲ませた深みのある香りが漂いますが、香りは抑え目で、じっくりと楽しみたい雰囲気があります。那須産の五百万石を使用し、日本酒度は+4のやや辛〜辛口。アルコール度数は16.1%とバランス良く仕上がっています。
蔵元の阿久津さんも「常温からお燗といった高めの温度帯ではよりお米の風味が増し、秋の夜長の食中酒として楽しんで頂けるお酒」とおっしゃっています。月を眺めて料理とお酒を一緒に楽しみたいですね。