昭和初期の純米酒の味わいをイメージして造られています。
フランスで2018年5月末に開催された日本酒コンテスト「2018蔵マスター」の純米酒部門でこの杉錦「山廃純米 天保十三年」が同部門の約300点の出品酒からトップ5に選ばれました。
現在流行りの酒質に囚われず、低精白、高酸度、熟成感、雑味を含む複雑な味わいという現代的な考え方の真逆を志向した酒質です。高い酸度と熟成感は淡麗辛口や、吟醸系のフレッシュな味わいに親しんでいる方にはびっくりの味わいです。
高めの酸度と低精白米由来の渋みに熟成の香味が加わって濃醇な味わいです。
すぎにしき杉錦 山廃純米 天保十三年 28BY
杉井酒造 / 静岡2018.06.14