1818年(文政元年)福島県喜多方市にて創業した笹正宗酒造。地元向けの酒を造り続けて来ましたが、4年ほど前に蔵に戻った岩田悠二郎くんが「このままでは蔵に未来はない」との想いから杜氏の元で学び、新しい笹正宗を模索し始めました。
今年31歳になる彼は26BYからついに自身の造りをもスタートさせ、さらに今年は社長に就任しました。もちろん「これからの酒」ではありますが着実に結果も出してきて、その「これから」にとても可能性を感じるこだまなのです。
メロン+柑橘系の香りと柔らかな酸が酒質に軽さを与えて爽やかに飲めます。アルコール度数は低いですが薄さは感じさせず、特に今期は柔らかな甘みがジューシーに広がります。裏ラベルに「喜多方の夏を感じてください」とあるように、実質的には笹正宗の夏酒に位置するお酒。価格も実に良心的(安すぎ!笑)で冷やして夏野菜と一緒に飲んだらサイコーです♪