大倉 夏うらら 純米 生酒 28BY

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おおくら大倉 夏うらら 純米 生酒 28BY

大倉本家 / 奈良2017.06.09

5年前の初訪問を経て、3回目の訪問でついに先月から取扱を開始させていただきました。明治29年と比較的新しい創業ながら山廃にこだわり続け、現在は四代目蔵元となる大倉隆彦さんが杜氏を務め少数精鋭で約300石を醸しています。

最大の魅力はやはり山廃にあり、パワフルな酸と野太くて厚みのある旨みの中にも洗練された輝きが僕の伝えたい大倉の良さかなぁ、と今は思っています。今回発売となるのは夏酒ですが、大倉は夏酒も濃い!(笑)熟した果実香が芳しく、ガッツリした甘みをパワフルな酸がしっかり受け止めてめっちゃジューシーな旨みが広がります。かと言って甘すぎることもなく、なんだか爽やかに夏っぽく感じてきてしまうから不思議(笑)

ラベル左には(写真じゃわかりづらいけど)大倉の日焼けをしたキュートなお姉さんもいるし(笑)とにかくトロピカルな旨みが楽しい夏酒です♪冷酒かロックがお勧めかなぁ

特定名称
純米酒
麹米
ひとごこち
麹米・精米歩合
70%
掛米
ひとごこち
掛米・精米歩合
70%
アルコール度
16〜17
日本酒度
0
酸度
2.3
アミノ酸度
1.0
酵母
協会701号
甘辛度(-1.1
辛口
濃淡度(1.3
濃醇

甘辛度と濃淡度

甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。

甘辛度=193593/(1443+日本酒度)-1.16×酸度-132.57甘辛度の数値が低いほど辛口であることを示しています。
甘口  :0.2≦甘辛度
やや甘口:0.0≦甘辛度<0.2
やや辛口:-0.2≦甘辛度<0.0
辛口  :甘辛度<-0.2
濃淡度=94545/(1443+日本酒度)+1.88×総酸- 68.54濃淡度の数値が低いほど淡麗であることを示しています。
淡麗  :濃淡度<-1.0
やや淡麗:-1.0≦濃淡度<-0.8
やや濃醇:-0.8≦濃淡度<-0.6
濃醇  :-0.6≦濃淡度