富久長 サタケシリーズⅠ GENKEI 純米吟醸 生 R1BY

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ふくちょう富久長 サタケシリーズⅠ GENKEI 純米吟醸 生 R1BY

今田酒造本店 / 広島2020.01.26

日本酒の品質評価基準は単なる精米歩合から、削られたお米のカタチを加味した評価へと変化していきます。そんな技術革命を起こすのが、株式会社サタケの新型精米機です。

お酒の「雑味」の元となるタンパク質がたくさん含まれる外周を満遍なく削り、元々の玄米をそのまま小さくしたようなカタチに削りだしたのが「原形精米」です。仕上がったお米が元の形に近いため、この名がついています。

現在のところ、このサタケの新型精米機による原形精米のお米で造られたお酒はほとんどなく、扁平精米のお酒と両方あるのは全国で唯一、富久長だけです。

特定名称
純米吟醸
麹米
八反草
麹米・精米歩合
60%
掛米
八反草
掛米・精米歩合
60%
アルコール度
15

甘辛度と濃淡度

甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。

甘辛度=193593/(1443+日本酒度)-1.16×酸度-132.57甘辛度の数値が低いほど辛口であることを示しています。
甘口  :0.2≦甘辛度
やや甘口:0.0≦甘辛度<0.2
やや辛口:-0.2≦甘辛度<0.0
辛口  :甘辛度<-0.2
濃淡度=94545/(1443+日本酒度)+1.88×総酸- 68.54濃淡度の数値が低いほど淡麗であることを示しています。
淡麗  :濃淡度<-1.0
やや淡麗:-1.0≦濃淡度<-0.8
やや濃醇:-0.8≦濃淡度<-0.6
濃醇  :-0.6≦濃淡度