醸し人九平次 カマルグに生まれて、

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かもしびとくへいじ醸し人九平次 カマルグに生まれて、

萬乗醸造 / 愛知2017.09.27

フランス、カマルグ産米マノビは「プロバンスの太陽を浴びた陽気さから来る新たな香り」を皆様には体感頂ける品になっていると自負しております。(蔵元コメント)

萬乗醸造では海外への日本酒普及の一環として、4年前より社員をフランスに派遣しワイナリーで研鑽を積み、昨年ついにフランス・ブルゴーニュ地方に畑を購入、日本酒業界では初めて海外でのワイナリー経営に乗り出しています。

今回、萬乗醸造は新たな試みとしてフランスで見つけた「日本の酒米に近い米」マノビを逆輸入し、日本酒を醸しました。数あるフランス産米の中で最も酒米に近く、大きな心白があることからマノビ米が選ばれ、今回の「カマルグに生まれて、」が生まれました。

精米や麹造りに難しさがあるお米と久野社長は仰っていましたが、ではなぜフランス米にあえて挑んだのかお聞きしたところ、「お米の品種の違いを体感してほしい!」、「(難しいけどマノビ米で日本酒を醸すのは)わくわくするからですね」と、教えてくださいました。

日本酒業界でかつてない取組み、ぜひ体感してみてください!

『カマルグに生まれて、』は、品種の違いを体感してほしいという理由から、『黒田庄に生まれて、』『赤磐産 雄町(※1)』と同様、精米歩合は50%に揃えていますので、コンセプトのある飲み比べにも最適です!

※1 『協田』ではなく、レギュラータイプの雄町です。

特定名称
純米大吟醸
麹米
マノビ
麹米・精米歩合
50%
掛米
マノビ
掛米・精米歩合
50%

甘辛度と濃淡度

甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。

甘辛度=193593/(1443+日本酒度)-1.16×酸度-132.57甘辛度の数値が低いほど辛口であることを示しています。
甘口  :0.2≦甘辛度
やや甘口:0.0≦甘辛度<0.2
やや辛口:-0.2≦甘辛度<0.0
辛口  :甘辛度<-0.2
濃淡度=94545/(1443+日本酒度)+1.88×総酸- 68.54濃淡度の数値が低いほど淡麗であることを示しています。
淡麗  :濃淡度<-1.0
やや淡麗:-1.0≦濃淡度<-0.8
やや濃醇:-0.8≦濃淡度<-0.6
濃醇  :-0.6≦濃淡度