長野県佐久市にある伴野酒造(とものしゅぞう)。2005年に佐久市と合併した臼田町(うすだまち)は、日本で一番海から遠い町として知られ、まさに陸地に囲まれた場所に酒蔵はあります。
佐久市には、現在11蔵の日本酒蔵があり、お酒の街としても知られています。 伴野酒造は、1901年(明治34年)に創業し、古くから代表銘柄として澤乃花を造り続け、”心地良さ”を追求したお酒として深く親しまれています。
純米吟醸 満ち月は、秋限定のお酒として発売され、厳寒期に造ったお酒がほどよく熟成した口当たりの良い味わいが特徴です。
香りは、キャンディやメロンのような香りに、さやかな酸味のある香り、乳酸菌飲料のヤクルトのような柔らかく、メリハリのある香りが静かに漂います。
一口飲んで頂くと、澤乃花の特徴でもある優しく、綺麗な米の旨味、熟成によって生まれる一体感のある味わいが存分に楽しめます。
更には、後味の微かな苦味がアクセントとなり、一杯で終わらない素敵な味わいと感じて頂けると 思います。