秋田県大館市のお酒です。「仙台坊主」とは、明治時代に宮城県で品種開発された酒米。栽培が長く途絶えていたものの、当蔵元が地元篤農家と共に復活させました。このお酒はその「仙台坊主」で醸されています。
吟醸ながら上立ち香はほぼなし。原酒ということもあってか、最初の舌触りはやや強め。辛味の余韻長く、その余韻の中で上品な酸と甘味、ほの苦味がほどよく絡み合います。辛味と共に、後口に際立つ渋味の余韻も印象的。このあたりが「仙台坊主」という復刻米の持ち味と思われます。
北鹿 / 秋田2017.08.22
秋田県大館市のお酒です。「仙台坊主」とは、明治時代に宮城県で品種開発された酒米。栽培が長く途絶えていたものの、当蔵元が地元篤農家と共に復活させました。このお酒はその「仙台坊主」で醸されています。
吟醸ながら上立ち香はほぼなし。原酒ということもあってか、最初の舌触りはやや強め。辛味の余韻長く、その余韻の中で上品な酸と甘味、ほの苦味がほどよく絡み合います。辛味と共に、後口に際立つ渋味の余韻も印象的。このあたりが「仙台坊主」という復刻米の持ち味と思われます。
甘辛度と濃淡度は、佐藤信ら(醸協,第69巻,774-777[1974年])による日本酒度と総酸から計算できる味の指標です(国税庁HPより)。